よりとも

ラブ&ドラッグのよりとものレビュー・感想・評価

ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)
3.7
プラダ・レミゼラブル・インターステラーとアンハサウェイの作品が続いたので視聴。ものすごい脱ぎっぷりとセクシャルなストーリーにこんな作品にも出演するんだと驚いた。
主人公のプレイボーイのジェイミーは、能力は高く女性にはひどくもてるが、医者になれず、親をがっかりさせたことから自分に人に言えないにコンプレックスをもっている。その引け目をうわ塗るように派手な女性づきあいをするジェイミーだが、ある日仕事先の病院でパーキンソン病の女性マギーに会い、体だけの関係になる。お互いセックスだけの関係と割り切っていたはずだが、自分の弱い部分を話すうちに徐々に恋愛感情に変化していく…

物語前半のモテ男のサクセスストーリーと
ラブコメを掛け合わせた感じから一変、病気と闘うマギーが心うちを誰にも話せず強気で孤独に闘う姿は、見ていて痛ましい。途中、ジェイミーはパーキンソン病患者の懇親会で、患者の家族から「介護は地獄。妻を愛しているけど二度とはごめんだ。彼女と別れるべき」と諭される。
それが現実であり、愛で何でも乗り越えられるというのは容易く言えない。自分がジェイミーの立場だったらどうだろうかと思うと、やはり別れていたかもしれない。
ストーリーとしても面白かったと思う。
後どうでもいいが、主演のギレンホールがちょっぴりトイストーリーのウッディに似てた。
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