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ラブ&ドラッグのKKのレビュー・感想・評価

ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)
3.9
アン・ハサウェイとジェイク・ギレンホール
2人のセクシーさは留まるところを知らないようだ。
アン・ハサウェイが美しいのはいつもだけど、ジェイクがこんなに人懐っこくてチャラい役はあんま見なかったかもしれない。
イケメンが人心掌握の術を知ったら最強

意外な作品でMRという言葉がでて驚いた。
MR:medical representative
日本語でいうと、医薬品情報担当者
特に資格は必要ないが、薬の知識が必要ということで、薬学部出身からMRとして働く人も多い。
役割としては、病院や薬局の医師、薬剤師に医薬品の情報を提供する。自社の薬を売り込むだけでなく、薬の副作用や安全性についての情報も提供する。

今は正されているみたいだけど、一昔前は、自社の薬を使ってもらうためにかなり強引な手段もあったみたい。
医師への手土産はもちろんのこと、高級店での接待みたいな時代もあったらしい

だからこそ、MRや製薬会社は、薬を売るためには何でもするみたいなイメージがついてしまったのかも。
今の日本では、こんな風に薬を盗んだらかなりの重罪だし、普通にバレるでしょ笑
買収もどきのことでもやったらそれだけでもアウトでしょ。
情報の質より、営業の人柄の時代にはそんなこともあったのかもしれない。


持病をもつ方との恋愛
完全な人なんていない。
確かにそれはその通りだけど、
パーキンソン病の妻を持つ旦那さんの
「妻を愛している。だが二度とはごめんだ」というセリフが印象的。

『ジョゼと虎と魚たち』も似たようなテーマだけど、ラストには大きな違いが....


人生は、悪いことばかりではないけど、良いことばかりでもない。
それを乗り越えられる2人こそ本当に幸せになれる。
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