本日の一本。IMAXで鑑賞したがこれが大正解であった。
ジュラシック・ワールド完結編であり、ジュラシック・パークのエピローグ。映画館でしか味わえない強烈な恐竜アトラクション体験。Ⅲの時スマホで鑑賞したのだがその時は恐竜の咆哮が音割れしていて残念であったが映画館のスピーカーで聞けばその差は歴然。その痛い程の甲高くまた腹から声を出すような重たい低音が全身を襲う。まるで自分がそこにいるかのようなゆっくりとシアターをなめまわすように息遣いが左、後方、右と移動する。スマホサイズでの迫力は当然ないので脳内補完するしかなかった恐竜のサイズ感はビッグなスクリーンでガチ度半端なし。これぞ映画体験だ。
マルタ島で娘を探すシーンが特にお気に入りのシーン。なぜかというと、ジュラシック・パークの話なのに目の前で起きている場面がどうみてもミッション・インポッシブルにしか見えなかったからだ。腹立つことに滅茶苦茶出来が良かった。屋上から窓にダイレクトに飛び込むシーンなんかはボーン・アイデンティティーにしか見えない。
このようにジュラシックパークしたいのかわからないような映画でありながら、恐竜プロレスも最後にちゃんと用意されている。Ｔレックスのリング入りシーンかよ？と思うようなセルフロゴマークは興奮するし笑える。
グラント博士共々のキャラクターも出番バッチリ。これでオールドファンの心も鷲掴みだ。これを映画館で見ないのは勿体ないが、行ける状況でもなくなりそうな感じなので出来ればロングランを続けて欲しいところだ。（但しコレは完結しているかと言われるとしてはいない。「俺達は全部やりたいことやったよ！じゃあまたいつか！」といった感じでなんというか完結というより打ち切りと言ったほうが正しいかもしれない）
