健一

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者の健一のレビュー・感想・評価

3.0
ど! ミニオン。 🟡🟡🟡

シリーズ最終章「新たなる支配者」。
原題は
「Jurassic World Dominion」。
Dominion ドミニオン。『支配権』『支配領域』といった意味。
あの黄色く ちっちゃいヤツら は関係ないようです。😅

アメリカでのオープニング週末3日間の興行収入は 1億4500万ドル。
普通の映画だったら文句無しの大ヒットな成績だが、人気シリーズ最新作 としては満足のいく成績ではなかったようです。

第1作「ジュラシック・パーク」から29年。
とうとうこのシリーズも最終章を向かえます。
過去5作も『真夏』に公開されていて この作品を見ると『夏』を感じてしまうのは私だけでしょうか・・・🍧

「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」や
「ゴーストバスターズ アフターライフ」のように本作(最終章)もいわゆる『同窓会映画』のような展開になっているのは往年のファンとしてはなんとも嬉しい限り。😊
同様に4作目を監督、5作目は降板したが、本作で復帰したコリン・トレボロウ監督が再び本シリーズを締めくくるのも感慨深い。

全6作中あなたが好きな恐竜は? 🦖
私は4作目に登場した『モササウルス』。
あなたが好きな登場人物は? 👨‍🦲
私はジェフ・ゴールドブラム演じるマルコム博士です!😊
カッコいいですよね!若い頃も現在のお姿も。
私も若い頃はマルコム博士をマネして黒い本革のジャケットスーツを着ていました。
(母が作ってくれました。😊)

さて本作。(ちょっとネタバレ!)
う〜ん、ちょっと色々詰め込め過ぎたかな。
オーウェンとクレア、クローン少女のその後、ブルーとその子供、新たな悪徳企業の陰謀、グランド博士とエリーの再会、新キャラ(女戦士)誕生、マルコム博士の復帰、巨大イナゴ、そして恐竜たちは・・・と。
ちょっとエピソードが多すぎて逆に集中できない。
これだけのエピソードを進めながら『娯楽大作』として恐竜たちとのバトル(つまり見せ場)を披露しなくてはならないのだから、やってるほうも見ている我々も大変。
こんなにごちゃごちゃしているのに どのエピソードも予想通りの展開で終了してしまい、感動 興奮もほとんど味わう事なく終わってしまったという印象。
サプライズな展開が全くなかったのは かなり残念。
恐竜たちの姿も6作目となると もう何も興奮することは無く、今回の作品ではホント同窓会的なポイントであるグラント博士、エリー、マルコム博士のスリーショットが見れただけ が唯一の感動部分だった。

正直『単体の映画』としてはかなり残念な仕上がり。
ここで終わりにするのは色んな意味で良かったのかもしれない・・・



2022年 7月29日 公開初日 8:10〜
グランドシネマサンシャイン池袋screen 12
IMAXレーザーGT 3D
💺542席
客入り 8割以上埋まってた。

わたくしごとですが・・・
本作をもちまして『映画館で観た映画』が3500本に達成いたしました。😃🎉
健一

健一