メッチ

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者のメッチのレビュー・感想・評価

2.1
ロストワールドの恐竜パニック物というより、ジュラシック・パークのテーマでもあった「遺伝子」や「クローン技術」について考えさせる作品でしたね。

まずこの作品は、恐竜パニック物として観に行ってしまうと消化不良を起こしてしまうかと思います。(あと虫嫌いの方は要注意‼︎)
今作もシリーズ通しても訴えていることは、「どんなに人類の技術が進歩しても自然には逆らえない」というのが前提にあります。最初の1作目が出来たのも、クローン技術がメディアに出てきたことで作り出された背景があるかと。
でも、自然に逆らえないが「共存」していくためにはどうして行けば良いのかというアンサーが、今作には少なくともあったと思います。

あと、1番最初の作品とクローン技術(コピー)についてが、お話の核だと思います。でも私個人では、「外来種問題」を訴えていたように個人的に捉えました。日本には、人の手によって人の都合良く海外から生物を来させておいて、生態系を崩すため問題視されています。その実際にある問題と今作とシンクロするところがありました。
なので、私は楽しめましたね。

話逸れますが、サム・ニールみたいな歳のとり方したいですね。。。
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