あちぴろ

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者のあちぴろのレビュー・感想・評価

4.6
「ソー:ラブ&サンダー」の時も書いたけど、Googleカレンダーに「ジュラシックワールド3公開」と書くくらいに期待値MAX。その前の週末に2にあたる、炎の王国もおさらい。
準備はできた。

この映画はIMAX3Dで観ときたい。
前作のレビューを読むとそこまで3D感がなかったと書いている。
果たして本作はどうか…

いやぁ、純粋に面白かった。
欲を言えばもっと沢山のパニック感や、最後にもう一回主要キャストが史上最大の肉食恐竜ギガノトサウルスに追いかけ回されるとか、ヘリがうまく飛ばないとかが欲しかったけど。

それでも、そんなことを吹き飛ばすくらいに初期パーク版メンバーの3人、アラン・グラント博士(サム・ニール)、エリー・サトラー博士(ローラ・ダーン)、イアン・マルコム(ジェフ・ゴールドブラム)が、ワールド版メンバー、オーウェン・グレイディ(クリス・プラット)とクレア・ディアリング(ブライス・ダラス・ハワード)と共闘するという最高の時間を観れたのは本作の見所中の見どころだろう。
マルタ島でのラプトルとのカー&バイクチェイスシーンはドキドキした。ギガノトサウルスと研究所入口あたりのバトルもドキドキ。

一番3Dで仰け反ったのはアランとエリーとクローン少女のメイジー(イザベラ・サーモン)と3人で洞窟内で出口を探し、ハシゴを登り切った時に出てきた恐竜にとんでもなく驚いた。
せっかくの3Dなのでこれくらいのシーンは欲しいもんね。
今回、エグいサイズのイナゴが登場する。
実際、数年前からサバクトビバッタの甚大な被害が一部で報道されてたけど、リアルあのサイズがあの数百万匹出てきたら世界終わってる。
たった1匹の遺伝子操作したイナゴを放って変わるもんなの?という気はしたけど。
ラムジーあたりが食われるかなぁとやだなぁが共存してたら、しっかりみんなで助かったのでホッとしたような肩透かしを食らったような…

ただ、30年に及ぶジュラシックシリーズのラストとしてはすぅーーーっとフェイドアウトの様に終わった感があったのも否めない。

恐竜と人間の共生?
いやいや無理無理。絶対無理。
そもそも、それが出来るんなら、また「ジュラシックパーク」作りゃいいじゃん。
原点回帰だよ。
でも、しょっちゅう飛行機墜落するよね?
タンカーや漁船は頻繁に沈没するんじゃ?
森でBBQしてたらブルーがお腹空かして出て来たら無理だわ。
そんな感じでは終わってほしくなかった様なところもあるので、現在(公開2日目)、評価が4.0台に届かない原因だろうか?

自分はかなり楽しめたので、4.0は軽く超えますけどねー、


翌日、改めてジュラシックワールド1を観直すと、やっぱ1が最高に面白いと感じた。
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