1993年に公開された「ジュラシックパーク」。
恐竜が復活したかと思わせる鮮明な映像体験に凄まじい人気と衝撃があったと聞いている。
CG映画誕生の瞬間だった・・・
あれから29年。シリーズはグランドフィナーレを迎えた。
93年~01年までの「パーク」三部作、そして、15年~の「ワールド」シリーズ。
その総決算が本作だ。
シリーズは、恐竜社会へ溶け込む人間から、人間社会に溶け込む恐竜へとテーマが変遷していくように感じ取れる。
人間が生み出した科学とエゴによって振り回される恐竜たち。
人間の自然に対する薄情さが強く伝わってきた。
人間と恐竜(自然)の共存は可能なのか?
1作目から通して本当に伝えたかったことが、このフィナーレをもって大きく伝わり、ラストカットは救われたような感覚さえ覚えた。
P.S.映画の新時代を築いたシリーズ。キャストが勢ぞろいしての幕閉め!これを見ずして映画は語れません!!