k太郎

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者のk太郎のレビュー・感想・評価

4.3
絶対過去作見てから行った方が良いです。
登場人物関係だけでもYouTubeで短く解説している動画あるので、復習する人には丁度良いと思います!


以下、ネタバレありです
*物語について
物語自体は、これまでのキャラクターを集めて集めて、それぞれの場面を作り、途中で全員合流、問題を解決!脱出!という流れで、過去作とのつながりが好きな自分にとっては眼福シーンが多かった。
やっぱりブルーとオーウェンの絆が好き。

メインのキャラが多くて、誰か食べられちゃわないか心配だったけど、さすがにそんなことはなかった。そこの分かれ目が勧善懲悪な感じだったので、この人生き残るな、この人やられるながわかりやすかった。

恐竜が街にいたらどうなっちゃうの??に対するアンサーともなる映画だったけど、思ったより、本当に思ったよりはパニックになってなくて意外と順応しているんだなと思った。

*映像について
恐竜たちの恐ろしさというか、びっくりする感じは「ジュラシックパーク」の方が強かった(昔の作品独特の不気味な感じとかが原因かな?)が、心臓が弱いので自分はこれくらいが丁度よく楽しめた。
もちろん映像技術は格段に上がっているので、恐竜の迫力やリアルさは凄まじかった。

*思ったことについて
3部作を通して初めて、ジュラシック「ワールド」になったような気がした。というより前2作と意味合いが違うのかな。
冒頭ではビルの屋上で翼竜が巣を作っていたり、ラストで象とトリケラトプスが一緒に歩いていたり、今の地球×昔の地球があらゆる場所で起きたことで、本当の意味でジュラシックワールドだなあと思った。

そしてその地球にとっては、哺乳類自体の出現が6500万年前という最近の出来事で、人類なんて本当に新しい生き物。

白亜紀まで地球を支配していた恐竜たち、そこから色々な生物が誕生と絶滅を繰り返して、人類もまた生まれた。

増えすぎた人類は地球の「新たなる支配者」として、先の未来を生きる命(人類かもしれないし、そうじゃないかもしれない)までバトンを繋いでいかなければならない、完結作である今作のサブタイトルにはそういった意味があるのかなと思った。

ひよっこ人類はどこまでやれるんでしょうか…?
k太郎

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