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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者のremiのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

やりたい事をすべて詰め込んだなぁという印象。
色んな種類の恐竜が様々な場所で生き生きしている様を見られて楽しかった!
鳥肌とワクワクで最高な気持ちと少しのモヤモヤ。

アランとサラとマルコムがまた観られるなんて…胸熱。
子どもの頃に怯えながら観たジュラシックパークを懐かしく思い出しながら、今作でオーウェン達と一緒に戦うレジェンド達の姿に鳥肌がたちながら見てあっという間に観終わってしまった…。
このメンツが揃うことは最初で最後と思うと寂しい。メイジーかわいい。

この恐竜達との物語の締めとして、DNAを人間が操作することの弊害をイナゴの大群で表現。現代にリアルに起きている問題と結びつけたことで、あくまで空想の中である恐竜が一気に現実と結びついたように思う。
その反面やっぱりイナゴのインパクトが強く、今まで「恐竜と人間」の物語だったはずが、「イナゴと恐竜と人間」の物語になってしまったことがちょっとガッカリしなくもない。

結論としては「共存」だけど、それは可能なのか?熊と共存するのがやっとの現代で、恐竜と共存というのはやっぱり綺麗事に思えてしまう。
人間より強い物は人間によって滅ぼされてきている。
イナゴで現代とリアルに結びつけるのであれば、着地点ももう少し違ってくるのでは?と思えてしまうのでモヤモヤ…と観終わって数日考え中。
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