エスキモーズゆう

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者のエスキモーズゆうのレビュー・感想・評価

3.8
ワールドシリーズになってから、ハイブリッド恐竜が登場するようになり「そんなのただのモンスター映画じゃないか!」とガッカリしておりました。

しかし三作目にして再び恐竜映画に立ち帰ってくれた。
それだけ「ありがとう!」という想いです。

これまでの「恐竜から逃げ惑う人間たち」ではなく、「人間 vs 人間」という構図が軸になっていた。
期待はずれだ!と思う人も多いはず。
僕個人的には、一作目の「ジュラシックパーク」を超えることは難しいと思うので、この路線はアリです。

恐竜ファンとしては、テンションあがりまくる新登場恐竜の数々!

ナストケラトプス…だから牧場だったのだ。

テリジノサウルス…本来はもっと大人しい恐竜だったと思う。

アロサウルス…数少ないジュラ紀の恐竜。

ケツァルコアトルス…実際キリンより大きい翼竜だった。

トロオドン…恐竜の中でも異様に脳が発達していた。恐竜が絶滅してなかったら人間のように文明を築いていたに違いない。※

ギガノトサウルス…ティラノサウルスより大きいと言われてるが、実際はそんな強くなさそう。

ディメトロドン…ここにきて古生代の恐竜…!!(正確には恐竜じゃない)

そう、ジュラシックパーク、ジュラシックワールドと謳ってるわりには、ジュラシック(=ジュラ紀)の恐竜はあんまり出てこず、メインはほぼ白亜紀の恐竜。
ジュラ紀の王者アロサウルスも、白亜紀の大型肉食恐竜たちには敵わない。
ジュラ紀…名前は派手だが、実は地味な年代なのかも。(もちろんステゴサウルスとかブラキオサウルスとか人気恐竜もいます)

新旧のテーマ曲が混ざってるのは胸熱でした。
次回作もあるなら楽しみに待ちたいと思います。
もう出てくるなよ、ハイブリッド恐竜!

※トロオドンと思ってたヤツはピロラプトルでした。
確かにトロオドンにしては体デカい!