アベラヒデノブ0阿部羅秀伸

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者のアベラヒデノブ0阿部羅秀伸のネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

メモ。
かつてのキャスト集結に感動はしたものの、
彼らが集まる必然性があったとはどうしても思えず。
少しばかり、動機づけが弱い気がした。
彼らじゃなければ解決ができない、事件にすべきだったように思う。
そして、作り手がメインキャラクターたちを愛しすぎた結果、危険が足りなさすぎる。
誰も怪我しない。何一つ、これでは燃えない。茶番になってしまいます。
嫌なヤツも出てこない。それはつまり、人間的な葛藤が少ない、魅力半減なキャラクターの集いになってしまっている。

娘役の芝居から葛藤が見えない。
ポーカーフェイスすぎる。

でも、母が娘を探す。
その切実な願いには、普遍的な求心力があって、心が震えかけた。

やはり、キャラクターを甘やかしてはならない。
徹底的に追い込まねば燃えない。
恐竜のそれぞれの能力値に関しても、今回はあまり語られないし、中途半端。
最大の肉食恐竜が、そこまで脅威ではない。
それは重篤なシナリオエラーだ。
悲しい。