パルパティーン

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者のパルパティーンのレビュー・感想・評価

4.5
ついに完結ということでIMAX3Dで見てきた。メガネon the メガネで見たけど違和感なく見れた。やっと見れたしIMAXで見て正解だった。

実際の街中に恐竜がいる中で様々な被害が出ている。あの屋敷から恐竜を放出したメイジーはなかなかの戦犯だが、仕方がないと思う。メイジーもクローンだと言うことがリークされ終われる身になっているからなんとも言えない。

そしてまたお金になると言って懲りない大人たちが場を荒らしこの映画を盛り上げてくれる。遺伝子組み換えによりなんでもあり状態で前作からそこはなんら変わりはないが恐竜だけではなく、イナゴを巨大化させてしまう。見た時は笑ってしまった。

そしてレジェンドたちの帰還である。まだなんとも言えないモヤモヤとした関係のアランとエリー。旦那とは別れたエリーの近況報告を聞いたアランの顔は笑った。イアンは相変わらずしっくりとくる説や考え方を論じていて何か感じることはあった。しかし、破滅に道にでも進んで新たな成果や結果を得るか、保守的に走り革新的なことから逃げるか。どちらも世の中のためにはなる。

メイジーの実の母親の映像を見てブルーの子供と一緒に脱走するが、監視体制が脆すぎて笑ってしまった。ここでレジェンドとメイジーが合流する。逃してあげるためのランセイが最初敵かなと思っていたけど、こっち側の人間だったと思った時は展開的に最高やんと思った。

オーウェンたちはメイジーとブルーの子を助けるために動いていた。オーウェンたちの方はアクション多めで見てて気持ちよかった。バイクで逃げるオーウェンのハンドル捌きは見もので、クレアも恐竜から逃げるアクションは迫力があった。

ついにメイジーとクレア・オーウェンは合流できた。ここで新旧メンバーたちが集まった。なかなかの絵で大画面で見ていたから思わずおーって言ってしまった。ブルーの子を回収しにいく時に、メイジーが先頭に経ってブルーの子の威嚇を和らげようとしていく。このシーンでオーウェンとアランも参戦していてこの絵もなかなかで時代の変化・受け継がれていくようにも見えた。

イアンが自作松明で恐竜の気を反らせるシーンはもうジュラシックパーク1やんってなった。このようなオマージュをしっかりとやってくれて良かった。そしてもう1つはクリーム缶のオマージュも個人的には盛り上がった。あのクリーム缶をどうゲットしたのかがとても気になった。

最後ブルーの元に子供を返した時のオーウェンとブルーの目線での会話がもう良かった。ああもう終わってしまうんだなと思ったけど、映画ではなくドラマでもいいからこの3人の家族としてのアナザーストーリーを見てみたいなと思った。
ジュラシックパーク・ワールドは最高でした!
しかし、突っ込むところも多かった。少し脚本などがひどいと思ったけど、アクションと盛り上がりでこの点数になっている。
まあ純粋に楽しめたのでいいとするか。


2022年37本目