Yui

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者のYuiのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

大好きなジュラシックパーク&ワールドの集大成!ラストを飾る今作は今までの作品に比べて1番マイルドで優しい仕上がりな印象。びっくりするシーンも今までで1番少ないし恐竜による犠牲者も過去一の少なさ。やっぱりジュラシックパークの1作目が1番怖いな…としみじみ。
シリーズ最終作はそれはそれは恐ろしい悪役がでてくると思いきや悪役も今までで1番マイルドな印象で、演じるキャンベルスコットの隠しきれない上品さが悪さに負けていると感じてしまった。

冒頭から前作のキャラクターのジアちゃんとフランクリンが出てきたの嬉しかったし、ジアちゃんは前作の時よりも垢抜けてすごく美しくなってた!2人とも出演時間が短かったからできればもっと見たかった…! そして今作でほっとけないのは新キャラのケイラ様…。嫌いな人なんていないのでは?って感じの人類みな惚れる系の頼もしすぎるお姉様で、これでジュラシックシリーズ完結なので彼女の活躍を見れるのが今回限りなのがちょっと寂しい!
もう1人の新キャラのランセイ、あまりにも聖人で何か裏があるのか途中で死んでしまうのではとかいろいろ考えてしまったけど、本当にただの聖人で最後まで生きててくれて良かった。
ジュラシックワールド1作目に出てきたオマールシー演じるバリーがまた出てきたのは嬉しかったんだけど彼は結局どうなったの…?死亡フラグ立ちまくりの生死不明エンドだったのですごく心配なんだけど生きてると信じています。


でもやっぱり1番痺れたのはグラント博士が戻ってきてくれた事、ジュラシックパークのメインキャラクターの3人を新しくスクリーンでまた見れた事、そして新旧ジュラシックシリーズの主人公達のたまらんコラボレーション!ファンとしてこれは興奮せずにはいられなかった!
所々セルフオマージュみたいなものも挟まれていて最高だったし、マルコム博士が囮になるシーンとかも1作目の…!とアツくなった。

虫が大嫌いなのでイナゴの描写に耐えられるか不安だったんだけど、あまりにもデカすぎて虫というよりかはクリーチャー感が強くて案外大丈夫だった。
恐いのは恐竜だけで大丈夫なんだけどなというのが正直な気持ち。

一応ジュラシックシリーズはこれで完結みたいだけどまだまだお話自体は続けられそうな終わり方。終わった実感はあまりない。残酷な感じは全くなく、毒素の抜けた優しいジュラシックシリーズ最終作だった。

マルコム博士が暗証番号がわからなくてマイルスデイヴィスの誕生日を入れるシーン、あれは演じるジェフゴールドブラムがジャズピアニストだから?とか思ったけど考えすぎかな。
Yui

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