完全披露試写会で拝見しました！
ロミジュリは大好きだけど、ウェストサイドストーリーは初見。
ヴェローナからマンハッタンへ、家柄から人種に。若い2人のまっすぐな愛と周りの対立が生む悲劇は設定が変わっても健在。
主軸のストーリー展開が急な部分はロミジュリ譲りだし全然気にならない。むしろギャングたちや女性たちの背景に時間を割いていて丁寧でよいし、ポイントポイントでしっかりと魅せにきてる「画」があって全て美しくて印象に残った。ポストカードにできる。
ミュージカルといえば歌、と言いたいところですが本作はとにかくダンスが素晴らしい！！色んなダンスを取り込みながらもまとまりがあるコレオグラフィ。
歌だらけのミュージカルが苦手な人もダンスで楽しめると思う。
マリアの存在感が圧倒的でラストの怒涛のセリフは特に心動かされた。白雪姫も楽しみだな。トニーはオラオラさとか歌の迫力がもう少しあってもよかったのではと思ったけど、あの繊細さもリメイクならではなのかもしれない。アニータも実力すごい。
名作の強さをしっかり活かしながら綺麗にまとめた作品。まだまだ見つけられてないこだわりがありそう！
他の方も思わずレビューが長くなってしまうくらい語れる映画だと思います。
