マグナム本田と14人の悪魔

ウエスト・サイド・ストーリーのマグナム本田と14人の悪魔のレビュー・感想・評価

-
自分がミュージカル嫌いにならなかったのは子供の頃にロバート・ワイズ版を繰り返し観てたのがあって(あと『ファントム・オブ・パラダイス』と「ロッキー・ホラー・ショー』も)、まあ61年版が大好きなわけです。
スピルバーグがリメイクすると聞いた時は悪い意味で「マジで⁉︎」と思ったんですが、ワイズ版の魅力を損なうことなく、空間演出やここぞというときの逆光などのスピルバーグらしさもプラスされててサイコーでした。
まさかこの歳になって『Tonight』で涙が出るとは思いませんでした。
『America』のイントロが流れ出した時に若者がトイレに向かったのを引き止められなかったのが唯一の心残りです。