スピルバーグチーム健在！撮影ヤヌスカミンスキー、編集マイケルカーン、音楽はジョンウィリアムズではなくデビッドニューマン（レナードバーンスタイン）
そういえばスピルバーグってラブロマンスはあまり得意でないのでは？でもスピルバーグだから見ちゃう。
60年という歳月を経てリブートされた本作品。
リブートといっても今風のデジタル処理したシャープな映像や音楽の使い方とかそうではなくて、オリジナルの完璧なオマージュとして作られたことがなんとも素晴らしい！オリジナルが好きな人なら嬉しい再現か？と思うくらい黄金期の映画を見ている気になってしまうのだ。
特に照明の使い方は当時のトーンを意識してタッチがギラギラしてたり、外なのにガンガン照明当ててたりとか（多分スタジオなんだろけど）とても影を上手に作っているので注目です。個人的にはカミンスキー様に撮影賞です。
でもラストのクレーンアップ撮り直ししたいなー！
ストーリーは今風じゃないので好き嫌いはバッサリ別れるだろうか。監督本人もDadに見せたくて作ったようなものだ。昨年他界した母もよく話してたなぁ、と思い出した。
俳優陣はパッとしない（失礼）人達ばかりだったがかえって贔屓目に惑わされず鑑賞に没頭できたので結果オーライ。
