まるまこなの

ウエスト・サイド・ストーリーのまるまこなののネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

なんて儚くて美しい映画なの
愛って美し過ぎる

全ての出来事が連鎖してて繋がってて、救いようがなくてつらかった
全員、優しい心と熱い愛をもって行動してて、愛情・友情・憎しみがある故のこの結果だった
だから例え、人を殺していたとしても許してしまう気持ちがわかる

愛に従って生きるマリアとトニー、強い女性の象徴アニータ、優しさで生きるチノ、それぞれのキャラクターの気持ちが分かってつらかった。みんなの立場がつらいけど、アニータは愛するパートナーを失っても家族に等しいマリアを愛し続けて赦すのが、本当に強くて熱い愛を持ってる人なのだなと思ったし、その後の経験も含めて一番胸が痛んだ幸せになってほしい。

映像も物語も音楽も全てが芸術的で美しすぎて言葉にできない
トニーが初めて画面に映ったときは息が止まったし、トニーとマリアが出会う階段の裏のダンスシーンも息が止まった美しすぎた
tonightのシーンは、何度も観たい
しっかり相手の目をみて愛を伝えようとしてるトニーが素敵だった
階段の隙間から写る2人の姿が綺麗で綺麗で
映画館で見ることができて本当によかった

ダンスパーティーのシーンで、白人は青、移民は赤のドレスコードで色が分かれて踊っているのが素敵だった
そのシーンは画面上でマリアだけ白いドレスだったのが、もうマリアが輝いて見え過ぎてかわいすぎて困った
ダンスシーンはアニータが主役みたいでかっこよかった

ジェッツが警察署で待たされてる間の歌で、「不良なのは社会的な病気だ」って歌ってたのが可愛かった笑

ラストシーンが変わってた
みんながトニーを担いでいくシーンは変わらず、そのあとにマリアと、チノとバレンティーナが続くのが良かった

マリアは強い女性だからきっと強く生きて、そして幸せになれると信じてる

あ、あとマリアとゴールドの十字架のネックレスお揃いで嬉しかった

久しぶりに観た当日に感想かいたら長くなっちゃった
まるまこなの

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