オリジナル信者が過ぎるため、期待しすぎないように期待しすぎないように気持ちをコントロールしてたけど期待の斜め上だった。
始まりのストリートシーンからあまりの迫力に「スピルバーグやりすぎですよ？」と思ってドン引きしてたけど、Americaで気持ちが爆発。大泣きして隣の友人に笑われる始末。
リタ・モレノが出ているだけで泣けるのに、白人のDocと結婚して街を見守り続けている設定が良かった。
トニーはイケメンで歌が上手、
マリアはかわいくてずっと見てられる、
そしてアニタは素晴らしかった！この俳優さんの映画もっと観たい。
ベルナルドは存在感がおしかった。
スピルバーグの制作秘話のことはよく分からないけど最後に「For Dad」と書いてありましたが、2020年にお父様が亡くなったそうです。
お父様のための本気。
もちろんスピルバーグの本気はそりゃもう大作になるんだけど、
あのスピルバーグがここまで力を入れて生まれ変わらせられるウェストサイドってやっぱりすごい。
細かいところだけど、オリジナルの演出で、ここでこうだったらいいのに。とかこの設定はなんなの？と思ってたところが全部しっかりクリアになってて、みんなの長年の疑問に答えました！なストーリーになっています。
スピルバーグの本気を、2時間半観るのにかなりの体力を使うので、もう一度劇場でとは正直思えないけど笑
Americaのシーンだけは100回くらい観たい。
