このレビューはネタバレを含みます
曲は知っていたけれど、ストーリーはバッドエンドだということしか知らなかった。
something's comingやAmerica、Mambo、somewhere、Tonightといった曲が聞けて大満足。
AmericaやMamboのような大勢で踊るダンスシーンは圧巻で、衣装の美しさも相まってとても素敵だった。そこだけ何度でも見たい。
そんなわくわくするシーンと同じ映画とは思えないラスト。
誰も救われない。誰も幸せになっていない。
トニーとマリアの身長差がとても可愛くて、アニータのダンスの魅せ方が素晴らしかった。
ヴァレンティナ役の女優さんが1961年のウエストサイド物語でアニタをかつて演じ、アカデミー助演女優賞をとったと知って胸熱だった。
2時間45分と、見る前は長く感じるだろうと心配していたが、知っている曲が多かったからか、そこまで長くは感じなかった。