旧作が上映された頃は、もちろん生まれてないですよ。
いくらアタシでも。
それから久しく経って、レナード・バーンスタインが、キリテ・カナワやホセ・カレーラスらと録音したCDが発売され、何度も何度も聴いて、音楽の素晴らしさを堪能したものです。
今、調べたら1984年の録音。
それから、本場のミュージカルを観る機会も無くはなかったんですが、結局観なくて、2022年の2月26日まで再鑑賞もせず。
なので、焼き直しとは言え、実に久しぶりの『ウエストサイドストーリー』で、さまざまな思い出と、音楽と、歌詞の解釈と、新作と旧作の違いと、あれ、こんな話だったかい?って、記憶が迷走するのとで、なかなか忙しい鑑賞でした。
移民と地元不良少年たちの縄張り争い…
今日的課題で、永遠のテーマである「社会的病気」関連のニュースは、今も毎日のように流れてる。
(親ガチャなんて言葉、80年代には想像も出来なかったよ)
で、ニュースの画面から飛び出して、今を精一杯生きる「生身の人間」として描くとすると、やはり「恋愛」が生々しい共感を呼ぶ。
精一杯、の思い。
尊厳とか自由とか、手に入れて、それで何がしたい、って、ただ、好きな人と一緒にいたいの!っていう。
永く生きてしまった私が思うに…
そういう純粋な気持ちって、人生で1回〜2回くらいしかないんじゃないかな。
心底、純粋になれる時。
生まれてきたことに感謝して、みんなの幸せを願える。
最愛の人といられれば、それでいい…。他には何もいらない。
そんなピュア恋愛を、この2022年に再び見せてくれて、ありがとう、スピルバーグ!
とりあえず…
There's a place for us,
Somewhere a place for us.
Peace and quiet and open air
Wait for us, somewhere.
There's a time for us,
Some day a time for us,
Time together with time spare,
Time to learn, time to care.
Some day, Somewhere,
We'll find a new way of living,
We'll find a way of forgiving.
Somewhere . . .
There's a place for us,
A time and place for us.
Hold my hand and
we're halfway there.
Hold my hand and
I'll take you there
Somehow, some day,
somewhere.