これぞ映画、という感じ。
心を動かされる工夫が
たくさん散りばめられていた。
特に印象的だったのは、
色と光の使い方。
恋するふたりだけに
光が当たったり、
グループで纏う色が違ったり。
重要なシーンが、
より情緒的になっていた。
すごい。
一流の仕事って、
こういうことなんだな。
理屈抜きで美しい。
点がいまいち低いのは、
どんな生い立ちがあろうとも、
拳で解決する人物のことは
かっこいいとは思えないから。
命あっての愛だよ…。
昔からどうしても
ヤンチャな人たちの
ストーリーに没入しきれない。
映画の向こうに「憧れる要素」が
あんまり見当たらないからかな?
ご時世柄もあるのかな?
たまに普段見ないような
映画をあえて観ると、
感情が揺さぶられまくって
おもしろい。