さなえ

ウエスト・サイド・ストーリーのさなえのレビュー・感想・評価

3.8
アリアナデボースのための映画。
強さとはつらつとした明るさが最高〜その後の陰と陽の落差も素晴らしい!キレッキレのダンスに釘づけで、いつまでも見ていたい気持ちにさせられる。
初演版のリタモレノがおばあちゃん役ていう演出が粋すぎ〜
恥を知りなさい!

最初のジェッツのキレッキレの歌とダンスもしびれる〜
初演版を途中で断念した身としては、どうなんかな〜?くらいの気持ちだったし、ストーリーもいまいち知らないままアカデミー賞のために観たら、まんまと悲劇に泣かされた。誰も幸せになっとらんやんけ!つらめ!

個人的にはトニーとマリアに惹かれず、ストーリーうんぬんより入り込めないキャスティングにうむむむ…、の気持ち。
そしてそこはかとなく漂うディズニー感。
当時はもうちょっと時代に対する閉塞感とかあったんだろうなーとか思ったり、今の時代背景を生かせばもう少し真実味のある物語になったのでは?とか素人が好き勝手思ったり。

でも、「アメリカ」をはじめ、ウェストサイドストーリーといったら!という名曲もぶわっとテンション上がる良い作品。
初演版もみてみよーっと、の気持ちになりました。
さなえ

さなえ