だまりぃ

ウエスト・サイド・ストーリーのだまりぃのレビュー・感想・評価

3.4
1950年代のニューヨーク🗽
マンハッタンの西側(ウエストサイド)で、プエルトリコからの移民マリアは夢と希望に満ちた生活に胸を躍らせていた。

そんな中、マリアの兄が率いるプエルトリコ系移民グループのシャークスは、ヨーロッパ系移民グループのジェッツと縄張り争いを繰り返していた。

その最中、ダンスパーティでマリアはある男性と恋に落ちる。
それは、兄が敵対するジェッツの元リーダー・トニーだった…。
やがて、異なる立場を超えた2人の恋は、多くの人々の運命を変えていく。
だが2人の仲を割くように、2つのチームは決闘へと走り出してしまう。

果たして、トニーとマリアの禁断の恋の行方は?

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『ウエスト・サイド・ストーリー』は、『ロミオとジュリエット』がモチーフのブロードウェイ・ミュージカルの名作。
1961年に初めて映画化され、アカデミー賞10部門を受賞🏆
それを今回、スティーブン・スピルバーグ監督によって再び映画化!

同じ街に住みながらも、異なる文化や価値観を持ち、対立する人々を描いた今作。
今この時代に、今作を通して伝えたい監督からのメッセージ…
「考えの異なる人々の間の分断は昔からあります。
ミュージカルで描かれた1957年のシャークスとジェッツの分断よりも私たちが直面している分断の方が深刻です。
5年をかけた脚本づくりの過程で気づいたのです。人々の分断は広がり、もはや人種間の隔たりは一部の人の問題ではなくなった。
観客すべてが直面する問題なのです。あらゆる世代に訴えかける物語です。
愛はどんな隔たりも埋めてくれます。時代を超えて何度でもこの物語を思い出すでしょう。」

アカデミー賞7部門ノミネート
巨匠スティーブン・スピルバーグがミュージカル映画に初挑戦した本作。
アカデミー賞の前哨戦とさせるゴールデングローブ賞では、作品賞を含む主要部門で三冠を獲得。
助演女優賞にノミネートされたアリアナ・デボーズらの華やかなファッションやダンスシーンには魅了されました💗

主人公を演じているレイチェルの歌が本当に素晴らしくて…オーディションで3万人のなかから選ばれたのも納得😌
スピルバーグ監督が、「合格を自分で伝えたい」とのことで、彼女が通っているバレエ学校に飛び込んで「僕のマリアになってくれませんか?」と伝えたのはめちゃくちゃキュートなエピソード👏
ディズニー実写版『白雪姫』にも決まってるとのことで、今からめちゃくちゃ楽しみです!

2024-14
だまりぃ

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