sugar

ウエスト・サイド・ストーリーのsugarのレビュー・感想・評価

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ミュージカル映画として素晴らしかった…!物語は1961年版とほぼ同じながら、こんなにもパワーアップするとは。1961年版はやっぱり舞台的というか平面的な印象がどうしてもあったんだけれど、とにかく画面がよく動くし奥行きがあって楽しい。
レイチェル・ゼグラーの鈴を転がすような声が本当に素晴らしかった。確かに彼女にディズニープリンセスをやってほしい。

アニタがより印象的に描かれていた。どのシーンも生き生きとしていて素晴らしく、分断を超えた女性の連帯がかすかに見えたのもとても印象に残った。

アンセルの一件に声明を一切出さない製作、配給にもどうしても不信感は生まれたので、ノイズになったところはあった。差別や暴行を糾弾する映画でもあるのに。
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