もね

ウエスト・サイド・ストーリーのもねのレビュー・感想・評価

4.0
アニタ!!
役柄とダンスが最高。

「ロミオとジュリエット」をモチーフに作られたミュージカル「ウエストサイドストーリー」の2度目の映画化。
監督はスティーブン・スピルバーグ。

再開発が進む街。
敵対するジェッツ団リフとシャーク団のベルナルドは一触即発。
パーティで出会うリフの友人トニーと、ベルナルドの妹マリア。

移民は蔑まれるなんて腐ってるベルナルドと違ってNYで夢を持つアニタ。
時としてベルナルドを叱れる強さがある。
って、やっぱ女の方が生命力強いかも!

でもってとにかくアニタのダンスが凄い。
「アメリカ」の群舞で同じ振りを踊ってるのにクオリティが全く違う。メリハリからしなやかさ、音の捉え方が正確。

新旧アニタのシーンも良かった。
アニタのシーンになると移民問題が色濃く映るからかもな。

対して、マリアとトニーはどうでも良かったかな。あんまり感情移入出来なかった。

チノ、可哀想。悪いやつじゃないのに。
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