鹿

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇りの鹿のネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

うわっ、宣伝が吹き替えのことばっかりで、とんでもない低予算映画だと思っていたら……えっ?クリス・パイン?確信を得られるまでけっこう時間がかかりました。作品は、つまらなくはないけどそこまで面白くもない。面白いか面白くないかにあんまり関係ないが、死んじゃった奥さんを生き返らせる、という初心をあまりにもあっさり捨てすぎなのでは?一度しか使えない「よみがえり」の魔法をロドリゲス姐さんに使ったクリス。その迷いのなさにさすがにブチギレる元妻。
「ク~リ~ス~、その女(ロドリゲス姐さん)は誰ぇ?あたしが全てを許しているような都合のいい幻覚を見てんじゃねぇよ!呪い殺すぞぉ~」
 観客からしても、クリス、それはないんじゃないの?と、元妻(故人)のいい分には同情できる。続編は悪霊に身を落とした元妻が元旦那と娘を奪還するべく、ロドリゲス姐さんと一騎討ち!
「いやいやいや、あたし、生き返らせて欲しいって頼んでないから!」
 ロドリゲス姐さんのいい分ももっともだ。しかし悪霊と化した元妻は聞いちゃいない。死闘を繰り広げる女ふたりを目の前にして、「二人とも、オレのために争わないで~」とはさすがに言えず右往左往するクリス・パイン!娘はグレて家出。ドラゴンはとっくに関係なくなっている。カミングスーンだ!
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