ぜろ

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇りのぜろのレビュー・感想・評価

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よくこの題材でセルフアウェアネスを並走させられたな……というのと、ホルガはポールフェイグの『ゴーストバスターズ』観てるみたいな気持ちになった。常に男性的なものとして描かれた要素を意味なく女性表象のものにするというキャラクターで、それはかなり意味がある

すごい硬いリュートしか武器がないクリス・パイン、『イントゥ・ザ・ウッズ』の系譜のキャラだな あのやたら顔のいいレゲ=ジャン・ペイジは一体なんだったのか……聖人がパーティにずっといたらテーマが完遂できないからかな

私は行動を共にしたキャラクターが恋愛関係になるという展開が出てくるたびにちょっとずつの落ち込みと諦めみたいなものを積み重ねているんですが、そうならないペアがあるという自然さがあって、最初から知っていた話を観るみたいな安心感がありました よかった

いやでも待ってセクシーパラディンて本当になんだったの………当時のTLを見せてくれおれに

『バッド・ガイズ』も似たタイプの話で、それぞれのどうにもならんことはどうにもならんけどそれはそれで……みたいな 自分の中身には思ったより色々なものがあるみたいな、わりと閉じた方向の物語で、でもそれは決してネガティブなものではないのである
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