OASIS

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇りのOASISのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

上映中にこれはかなり面白いと評判になっていたようだが、実際観てみるとそれもわかると納得する出来だった。

元々はボードゲームだったものを、ゲーム化から映像化を経てよりRPG的な感覚を味わわせてくれるものへと進化していった印象。
まさにこんなのを求めてたというような軽さと見やすさがあり、魔法バトルなんてハリー・ポッターよりも面白かった。
後半の迷路の試合は全然面白くなかったからあれはもうちょっとどうにかならんかったか。

主要キャラも少な過ぎず多過ぎずな丁度良さ。
味方のドレクも小さくて可愛いし、サイモンの成長も熱い。
ミシェル・ロドリゲスはいつもの感じだったが、ラストに見せる想像以上の絆の強さにグッとくる瞬間も。

興行収入的には振るわなかったらしいが、世間批評家ともに概ね好評らしいのでこういう作品がもっと求められてヒットするといいなと思える映画だった。
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