はみ出しもの集団が集まり一団となって
巨悪に立ち向かうという点でいけば
ファンタジー版「GotG」といった所。
とはいえ「GotG」がスペースオペラ+70~80's音楽という
尖に尖ったセンスで映画的発明をした作りに比べると
とても正統派な作りだと思う。
正統派と前置きしつつもとても楽しい映画。
何より仲間を集める所であったり
集めた仲間の個性の深掘りであったり
ハイファンタジーな世界観の説明であったり
とにかくテンポがいい。
要らない件はバッサバサ切り落として
必要な見せ場やツボを押さえたクライマックスなど
要素がぎっしり詰まっていて見応えたっぷり。
また個性的な仲間たちがまた魅力的。
ここが何より本作の魅力かもしれない。
クリスパインは相変わらずセクシーだし
ミシェルのアネキはまたもカッコいいし
ジュラシックワールドのアイツの成長にグッとくるし
ITのあの娘も可愛いのに一番凶暴というギャップもいい。
性格もバラバラだけど皆結構前向きな所も
一種の復讐譚でありながらカラッと朗らかなのも良い所。
これはぜひ続編が出ることを期待したい一作。
デブドラゴン可愛いのはズルい。
