皆さんレビューに書いている様に、何も考えずに見れて純粋に楽しむことが出来る作品です。
始まってからしばらくは、「なんか見た事あるな」というファンタジーの様相にガッカリしてしまいましたが、ドレク(ソフィア・リリス)がめっちゃ可愛くて、その特異な生態も合わせて物語の展開にに期待が膨らみ、その期待は良くも悪くも裏切られることはありませんでした。
既視感についても高いクオリティで執拗に繰り出されると様式的な完成度の高さを感じます。これは様式美と言っても過言ではないのかもしれません(笑)
そして、原作になっているRPGがドラゴンクエストを初めとする様々なゲームの起源となっている作品だそうなので、必然的な事なのだと思います。
以外とクオリティーの高いアクションシーンに高揚し、最初は寒いなと思っていたコメディパートは声を出して笑った所がいくつもありました。全てのシークエンスで笑を取りきろうという姿勢には製作陣の熱意さえ感じました。
サブすくで見ても充分楽しめる作品でしたが、こういう映画こそ劇場で見ないと損ですね。劇場で見ていればもう少し高く評価していたかもしれません。
