kiryu

キャッツのkiryuのネタバレレビュー・内容・結末

キャッツ(2019年製作の映画)
2.6

このレビューはネタバレを含みます

TOHOシネマズフリーパスにて、スクリーン大きく音も良いので+200円でドルビーアトモスで観てきたー。

去年の夏頃あたりに初めて予告を観て、恐怖に包まれたのだけれども、本編も…いやぁ、本当に悪夢のような時間で、パワーが凄まじかった…。
パワーが凄まじいの一言に尽きる。
「パラサイト 半地下の家族」とも別のベクトルのパワー。でもこちらもとんでもない作品だなぁと。


劇団四季の舞台を遥か昔に一回観に行ったことがある程度で、ストーリーはほとんど覚えていなかったけれど、曲はそこそこ(「メモリー」とかの超有名な曲以外でも)覚えていたなぁ。

それにしてもメイクも動きもCGも、何から何まで違和感だらけ…。
メイクについては、劇団四季の方は顔に猫っぽく強調する線が入っていてそれなりなのだけれど、映画版はほぼ人間の顔(キャラによっては模様あるけど)だからとても怖い。
あと手足もそのまま人間なんだよね…。途中ダンスシーンなんかスニーカー履いてる猫(基本は裸足)がいたりしたのはさすがに苦笑。
タップダンスはいいとしても、スニーカー(^^;)

重力を感じさせない動きも、カメラワークと共に何故かひたすら怖いという…。
時々背景もめちゃくちゃ合成がわかりまくるところなど、ちょっと興醒めだった。

出だしの曲からちょっと音が怖かったりするんだけど(キーボードの音が古い感じがするからか?)知ってる曲ではあるので、それなりに馴染もうとはするんだけど、どう展開していくのか不安しかなくて。

メインキャラはそれぞれ歌のシーンがあり、イアン・マッケランやイドリス・エルバなんかはカッコ良かったりコミカルなところなんかもあって、それだけで元が取れた!って気になるけど、映画として全体的にはどうなんでしょね…(´д`)
ジュディ・デンチなんかはキャスティングうむむ…な感じがしないでもないし。ハスキーだけど、歌はうむむ。

あと、パンフはかなり充実してたので気に入ったら購入するといいかもしれないです。
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