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キャッツのJのレビュー・感想・評価

キャッツ(2019年製作の映画)
4.0
・物語🐈🐈
・配役🐈🐈🐈🐈🐈
・演出🐈🐈🐈🐈
・映像🐈🐈🐈🐈
・音楽🐈🐈🐈🐈🐈

㊗️公開初日に鑑賞🎊

劇団四季の舞台版は、中学生の頃の学校行事として、劇場の一部を貸切で鑑賞したのを覚えています😸
『Memory』のメロディは、当時から鮮烈に脳裏に焼き付きましたね🎵

印象的な「キャッツ・ロゴ」だけでなく、作曲A.L=ウェバーといった製作陣をみただけでも舞台版の正統な映画化であることが明らかな本作。
にも関わらず前評判が散々だったのは、鑑賞前から意外でした👎

でも、ショーとして舞台版と比較するのではなく、あくまで映画版であることを前提としてみれば、十分に見応えのあるものに仕上がっています。
これはこれでミュージカル映画史に刻まれるべき作品だと思いましたよ❗️😸

オスカー女優J.ハドソン演じる“孤独な雌猫”グリザベラが『Memory』を歌い上げるクライマックスでは、客席からすすり泣きも聞こえるくらい😿
自分はそこまでではなかったものの、要所要所の猫たちのパフォーマンスには、やはりスクリーンに見入ってしまいました👀
(『ジョジョ・ラビット』でも鮮烈な印象を残したR.ウィルソン演じる“ぐうたら猫”ジェニエニドッツのパフォーマンスについては、演出上の賛否両論を呼びそうですが🙀…🐀🦗)


舞台版と同様ストーリー性には乏しく、“ジェリクルキャッツ”たちの一芸披露を延々と鑑賞するだけと言えばそれまでです😹
臨場感や没入感という観点でも、そりゃあ舞台版に比べれば劣るのは当たり前。
ただその分、世界観のスケール🌃や、手品やマタタビを駆使した特殊効果🎩は倍増しています。

何よりも、歌にバレエにダンスにタップなど、各々の多彩な特技を駆使したパフォーマンスの融合は、ため息が出そうなくらいに圧巻でした👏👏👏


劇中にも“ギャングで妖艶な雌猫”ボンバルリーナとして登場するT.スウィフトがA.L=ウェバと新たに書き下ろしたオリジナル曲『Beautiful Ghost』は、映画版ならではのお楽しみ😽🎵
劇中では、“臆病な白猫”ヴィクトリアに扮するF.ヘイワードが歌いますが、エンドロールではT.スウィフト自身が歌っています🎤

“And the memories were lost long ago.
So I’ll dance with these beautiful ghosts.”


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劇場用パンフ★★★★
全42ページ。
楽曲解説は必読。
本作では“長老猫”を演じたJ.デンチが舞台版を語るインタビューは感慨深いものがあります。
欲を言えば、ジェリクルキャッツに扮した俳優たちの素顔も掲載して欲しかったところ。
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