感動した。
ここ数年で最大レベルのクソな映画を見たからだ。もうビジュアルの気持ち悪さは問題ではない。
この映画を公開したことが1番の恐怖だった。
様々なジャンルが融合した本作は(いろんな意味で)見所満載。
・エロティック
猫たちがとにかくエロい。猫人間なのでボディラインが強調され、クネクネした動きがエロさを引き立てている。さらに毛皮のコートを着る猫が、それを脱ぎ捨てるシーンはエロさ倍増だ。
・ホラー
猫人間だけかと思いきや、ネズミ人間に加えて恐怖のゴキブリ人間が出てくるのである。しかもクソみたいなCGだから余計に怖い。
・ミュージカル
ここはジェニファー・ハドソンやテイラー・スウィフト、ジェイソン・デルーロなどのベテランが素晴らしい歌唱力を披露しているのだが、画面の恐怖が混乱を引き起こし、全く歌が響かない。
ストーリーも単調でつまらなく、時折挟まれるコメディには思わず白目をむきそうになった。
2020年代のワースト映画に早くも一番乗りおめでとう。
