フワノスケ

キャッツのフワノスケのネタバレレビュー・内容・結末

キャッツ(2019年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます


ネタバレ、酷評です。

前情報一切無し&吹き替えで観ました。



大量のG、ケーキ、文字通りの踊り食い…
舞台版でもGが出てくるそうだけど、演出の仕方は他にあったのではないかしら…

CGならお金が掛かるだろうに魅せ方ヘタ過ぎて逆に安っぽさを感じる。
不気味の谷現象を思い出した。

カメラワークも単調&ころころ切り替わり過ぎて酔う…つまらない…

それからラストの方で歌を発表する時のグリザベラのアップ!デュトロノミーのアップ!グリザベラのアップ!デュトロノミーのアップ!グリザベラの……集中させて!!!!!!!!!


皆して天井に行きたい=生まれ変わりたい(つまり死?)=救われる
そこからプラスの感情が生まれなかった。グリザベラはともかく他の猫は本当に天井に行きたかったの?歌詞から読み取れなかった。
→前情報、解釈等々が必要。この辺りが宗教的といわれる理由…?

人そのものの美を限界まで猫に変えているのに、CGがそれらを台無しにしてると感じた。

それぞれ個性を主張しようとして逆に全体的無個性になってる感。


考えるな!!感じろ!!的ストーリーの進み具合で最後の最後、画面向こうの私たちへ語りかけ始める長老猫。
ジェリクルキャッツとは?野良猫の誇りとは?人間にもこんな猫いるでしょう…?どれも中途半端で蛇足なセリフに聞こえる。



私何を観てたんだろ…2時間も…。目を閉じて歌だけを聞いたらちょっと楽になった。歌良い。せめて字幕にすれば良かったと後悔。

予備知識を入れておけば良かった。
劇場版を少し調べたけど異なるところが多々ある?性格だったり性別だったりキャラクターそのものだったり…もし私が舞台版のファンだったとしたら新たな解釈が加わる面白さはあるけど、それ以上の感動は無さそう。

キャッツそのものはきっと素晴らしいものなんだろう。そうだ、舞台版をみよう…
フワノスケ

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