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キャッツのarinのレビュー・感想・評価

キャッツ(2019年製作の映画)
3.2
ぬるっとしたCGの体毛が気持ち悪いミュージカルの名作

一見すると、ボディペインティング男女が全裸で戯れているようにしか見えない。よく見てみると、CGで描かれた体毛がまばらに生えているように見える。もっとよく見ると、全身ふさふさである。よかった、ふさふさだよ! だがしかし、遠巻きにもう一度見てみると、やっぱり全裸で戯れているようにか見えない。
なかなか内容に集中できなかったが、それでも視聴を続けていると、名作ミュージカルの映画化だけあって、心に引っかかるものがある。生きること、老いること、ひとと付き合うこと。名作を名作たらしめるのは、やはり人の心を掴んで話さない要素があるからなのだ。でもやっぱり、CGの体毛が気持ち悪い。
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