じろう

6アンダーグラウンドのじろうのレビュー・感想・評価

6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)
4.0
ただのアクション映画だと思って鑑賞した。しかし、この映画は学べることが多くあった。一度死んだ人間は何を成し遂げても人々の記憶に名前は刻まれないが、人々の記憶には出来事、事象として記憶に刻まれる。主人公にとって名声は要らず、ただ世界をより幸せにできればそれでいい。更に言えば、名前を必要としなかった。そんな冷淡で夢想家な主人公もチームによって変化していく姿が魅力的だった。最後のシーンである「幸せとは」というニュアンスを含ませる語りは今後の人生に大いに役立つことだろう。後に知ったが、今作品の監督をしたマイケルベイは「ペイン&ゲイン」と同様の監督だ。マイケルベイ監督はアクションを通じて我々の人生における道標を教えてくれる素晴らしい監督であることを皆に伝授したい。
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