スカーレット・ヨハンソン史上、最も断トツにセクシーでエロスに溢れているこの作品😍
この作品の彼女は、そのセクシーさ、もう犯罪です!というレベル 笑
そして、ウディ・アレンのシリアス系作品の中で、随一の完成度を誇る傑作サスペンスだと思う。
冒頭に描かれるテニスのネットにかかったボールがどちらに落ちるかのシーンから引き込まれる。
タイトルの「マッチポイント」は、テニスであと1点でゲームの勝敗が決まる瞬間だが、テーマはまさしく運命はどちらに転ぶのか先読みできない緊迫感溢れるサスペンスで、最後の最後にそうきたか!と度肝を抜かれる。
イギリス上流階級のお嬢様(エミリー・モーティマー)と結婚して成り上がったジョナサン・リース・メイヤーズが強すぎる野心とヨハンソンの官能をきっかけに自ら堕ちていくのだが、彼は男の駄目さを集約したような男で、まあ、全女性を敵に回しそうなクズ野郎を体現している。その彼がどうなっていくのか、突き放して観ると良いと思う。
当時、しばらく低迷していたウディ・アレンが70歳前にこの作品で復活を遂げたのだけど、男と女の抗えぬ業、罪を犯した者の贖罪、そして人生を決める時の運と、その運に左右される運命を二転三転ね先読みできない展開で纏め上げた見事なストーリーテリングだと思う。ウディ・アレンの監督としての底力を改めて痛感した作品だ。
でもこの映画は、間違いなく、スカーレット・ヨハンソンの色香と魅力に打ちのめされる映画として、私の記憶の中で燦然と輝いている✨✨