心の旅

男はつらいよ お帰り 寅さんの心の旅のネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

テレビでやっていたので軽い気持ちで観始めたら止まらず、再見。

浅丘ルリ子が出てきて、リリーという、あの素晴らしいヒロインのその後を演じている。もう、胸がいっぱいどころの騒ぎではない。ああ、人生は続いていた!
倍賞千恵子がいて、前田吟がいて、そこに美保純もいる。挟まれるメロン騒動!
悲喜こもごもある人生の可笑しさがつまってるよねえ!

ラストのニュー・シネマ・パラダイス展開は、あーこんなヒロインいたいたと懐かしく見ていたが、その後のエンドロールが流れる瞬間に大号泣。今まで、エンドロールなんてなかったじゃない。本当に男はつらいよが、終わってしまった!悲しい!悲しすぎる。

とは言え、こんな映画が出来たことって本当に奇跡みたいで感謝の気持ちしかない。ありがとう、寅さん。山田洋次監督。
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