たなしょ

ブラッド・ジャスティスのたなしょのレビュー・感想・評価

ブラッド・ジャスティス(2018年製作の映画)
2.5
この映画は、テイ・ディグスさん主演のスリラードラマ映画。

主人公は街で一人しかいない黒人判事。十代の頃に中国人の妻との間に子供を授かり、猛勉強した結果、弁護士から警官、判事までになったのである。息子が大人になり、警察学校へ行く初日に悲劇は起こる。

息子が白人警察官に向かって手を振っただけなのに警察官は挑発行為だと思い込む。車を停止させ、身分証を取り出そうとした際、銃を出すかもと警官が発泡。息子は銃を持っていないのに警察官によって殺されてしまう。判事の息子だと知った警察官は隠蔽を図るのであった。

息子が警察官に殺されたと聞くや否や殺した相手に復讐を決意。果たすことはできたのか..というお話。

主人公が判事なだけあって、法廷で解決してくれるのかな~とか思ったらしないんですか... 判事は警察官の味方でもあるためしょうがないといえばしょうがないのですが... この様な方法で復讐はちょっとなと思いました。家族を失って感情が昂るのは物凄く分かるんですがやはり、感情的になってはダメな場面もあります。気をつけなければいけないですね。

昨今のアメリカでは、白人の警察官が無実であったり、不当な行動により黒人を殺害してしまう問題が後を経ちません。
黒人だから危ない=銃を所持という固定概念があることによってそれらは起こってしまうと考えます。人種差別は絶対あってはならないし、止めなれければなりません。平和な世の中になって欲しいです。
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