すずや

Postcards from London(原題)のすずやのレビュー・感想・評価

Postcards from London(原題)(2018年製作の映画)
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過度に絵画に共感しすぎて自らがその絵の中の一人になってしまい、その痛み苦しみまでもを味わってしまう男の子、ジムのお話なんだけど、たぶん自分が英語をまともに理解できたとしてもこの映画の世界観をまともに理解できる気がしない。もちろんまともに英語が分かるわけでもないのでクエスチョンマークだらけ…
いくつか英語レビュー読んでたけど、ここまで「最初の5分で飽きが来る」を痛感するとは思わなかった。

セックスワーカーなのかミューズなのか、あるいは病気を描きたいのか、どれか一個にしてくれ…ついていけない…
初めてロンドンにやってきた子がセックスワーカーの社会に取り込まれてしまう部分も描きたかったのかなあ…分からん。

去年の8月からハリス・ディキンソンの出演作をしらみつぶしに追いかけていて、日本語のある作品を全部観切ったからこれを見たのだけど、彼の良さは本当に救いだったな。
オドオドした純朴っ子が自分の美に目覚めて飛び立つさまとでもいうのか…笑顔や目つきがやっぱり好き。あと、たぶんダンスは初めて見たし、全力で人を口説くシーンが好きでした。
あと彼の長身さが良く活きてるよね。足が長い人はズボン履くの大変そうだなあ…とか思うなどしてしまった。腰のアピールが強いよ…
”彼だけが輝いていた”ってほかのレビューでも見たけどそうだった。
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