このレビューはネタバレを含みます
こういった類は好みでよく見るせいもあってか、既視感が多分にある。
あまりいい点は見つけられなかった。
悪い点として、例えば「鍵のかかったビルの室内」という外界との接触が絶たれた状況を扱っていながら、途中冬山から脱出させるシチュエーションがあるというのは、ある意味斬新かもしれないが、設定をぶち壊しているようで少々疑問。
また、このジャンルでは、スリルだけでなく一定以上の知性を感じさせるものがなければならないと思う。閃きや犠牲だけで突破していくのは、とても退屈。
続編を匂わせるラストであったが、どうなっているだろうか。