いろいろ考えてたら評価5になりました。夜の埋立地、波打ち際、搾取され続ける彼らの小さな妄想が赤紫に発光するシャボン玉となって空に上る。すぐに見えなくなるのは暗さのせいなのかはじけてしまったからなのか…
>>続きを読む不眠のとき、夢を見る人間はいない。しかし、いま目の前で起きていることが本当なのかどうか、まるで夢と現実の境界があやふやになるように見分けられなくなってしまうのが、不眠症患者の認識する世界像である-…
>>続きを読む僕はマーライオンがこわい。
下半身は魚なのに、上半身はライオンで、口から放水。
その不可解さがやたらに不気味でこわい。
『幻土』にも、それに近い恐怖感を抱いた。
「シンガポールの埋立工事現場で、あ…
肉体労働者の象徴としての彼だったのか?
不眠というワードで胡蝶の夢
(悲夢もそうだけどこのテーマアジア映画に多いの?俺もこの話好き!)
のように話がスライドしていく。
全編通して情景と色がとてもよ…
このレビューはネタバレを含みます
シンガポールは25%が埋め立て地。
撮影が日本人の方だった。
雨の夜の街!埋め立て地のライト!
大好物のオープニング。更にサックス!
ヌードの夜、思い出すー。
シンガポールの移民労働者のしんどい現…
人工的な艶光りの上に発現する人間の闇、リアリズムの上に発現する寓話的ノワール譚。不眠症の二人が共鳴していく様にこれらも次第に距離を縮めていく。
ヨー・シュウホァ監督はこの作品において真相の全てを明ら…