シンガポールの埋め立て地で働くふたりの移民労働者が行方不明となり、ふたりの刑事が追うお話
この作品を見たうえでこの作品の考察を見て知ったのですが、わずか東京23区程度の国土しかもたないシンガポール…
埋立地=幻の土地ということか。
延々と広がるシンガポールの埋立工事現場。
パスポートを管理される多国籍労働者。
その地での行方不明者探しに来た刑事二人。
不明者ワンと刑事ロク、不眠症二人のシンクロ…
『幻土』ってタイトルの秀逸さ
どれが現実で どこが幻だったのか
その構成は 夢見る者 誰もが等しく
幻想に惑い 自分を見失う 盲点を
シンガポールの出稼ぎという視点で
儚げに そして残酷に描き出し…
全然分からなかった。
国外からの出稼ぎ労働者が多く働くシンガポールの何かの作業現場で、作業員が失踪する出来事があり、刑事が調べにくるところから始まるんだけど、誰が主人公なのか、時系列がどうなってるの…
あぁぁ~彼、主人公がたどり着いたそこは幻の世界なのかもしれないね。
題名のように現実と幻日を行ったり来たりするような不可思議な映像感覚と脚本。
シンガポールで働く出稼ぎ労働者達の寄る辺ない様を闇の中…
シンガポールで働く中国人が行方不明に。それを調査する刑事のお話でした。
シンガポールという、自分にはほとんど知識のない都市の映画。外国から労働者が集まってきているなどの事情も知らなかったので、そこら…
素晴らしい。
デヴィッドリンチのような浮遊感と、地に足のついた社会派テイストが共存している。ラストに行くにつれ本当に夢を見ているかのような気持ちになってくる。
ここではない何処か。シンガポールだけど…