こぅ

シークレット・エスケープ パリへの逃避行のこぅのレビュー・感想・評価

3.1
ドミニク・サヴェージ監督による【ドラマ】。

先ず、官能サスペンスなんかでは無い。

タラ(ジェマ・アータートン)は、夫と2人の子供、庭付き一軒家に暮らす専業主婦。しかし、同じ事を繰り返す刺激の無い日々の生活の中で、いつしか心にポッカリと穴が空き…。

リアルな作りは、ある1夫婦を捉えた地味な密着ドキュメンタリーみたいだった。

日本なら完全、ドロドロ【不倫ドラマ】の展開に持って行くだろう⁈

夫の夜のベッドでの身勝手はあかん。
妻は、子供を送り、炊事洗濯をこなし、普通の一般的な勤めを果たす。
しかし、ストレスも溜まり…旦那と子供を放り出して現実逃避、一時的エスケープ…
この妻は全く【結婚に不向き】だったのだろう。
それが言いたいだけの作品。

妻が悪い事は悪いのだが…


結末、これを良くとるのか悪くとるのか…

女性は共感出来るのだろうか⁈


【ブルーバレンタイン】よりは、しんどく無い。

ジェマ(必要なら脱ぐ彼女が何故か今回は脱がない。)とドミニクは好演。

邦題がくどい。
シークレット…のみか、サブタイトル不要。
こぅ

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