俺たちが自慢されたい中国
クライマックスのスタートを切る「傘を開く」瞬間は思わず笑みが溢れました
王の妹さんこの世のものとは思えないぐらいの美少女なのにパンフレットに情報が無くて残念
身長も170越えとスタイルも抜群でネクストスター間違いなしかと思ったんだけどな
もちろん奥方様役のスン・リーさんも超絶美人だけども
中国美女大好きほんと大好き
非常に分かりやすくアーティスティック
水墨画をイメージしたその画づくりは、はじめこそ「いや暗いなぁ…テンション下がるわぁ…」と思ってしまうが、観続けていると拘りが自然と伝わってくるもので、その徹底ぶりには感心するし、迎える結末にも直結している
色彩が重苦しいから他のところでバランスをとろうとなんてしていない
しっかり地に足ついたどっしりとしたカメラワークで捉えた長い会話ショットや、訓練シーンでのこれまた絵画的なスローモーション使い、凄惨な現場の様子とそこでの恐ろしい刺客の陰など、まさに芸術作品と呼ぶにふさわしい
音楽も中国らしさ満載で、俳優が実際に弾いている琴の音色はこれまた作品のグレードを上げさせていて、クライマックスでの演出も地味ながら熱い伏線回収になっている
映画の色彩とマッチしているストーリーは、比較的シンプル
ラストに向けて怒涛の展開で少し急ぎ足に感じるけど
ずっと中心にいた人物が、オープニングとエンディングを繋げている
芸術的なだけでなく、ガジェット的な傘などの外連味もありますので、100%アート映画だと思って避けたりするのは損ですね
これは相当レベルの高い作品だと思います
