アキラナウェイ

シンクロ・ダンディーズ!のアキラナウェイのレビュー・感想・評価

シンクロ・ダンディーズ!(2018年製作の映画)
3.6
スウェーデンの男子シンクロチームが世界選手権で成功を収めるまでの実話を基にした作品。「シンク・オア・スイム」は同時期に公開された、同じ元ネタのフランス映画で、こちらはイギリス映画。

比較して観て、「どっちが好み?」なんて語り合うのも一興。

僕は根っからのイギリス好きという事もあるけど、こちらが好み。

エリック(ロブ・ブライトン)は大手企業に勤務する優秀な会計士だが、政治家の妻ヘザーとの仲は険悪で、息子との折り合いも悪い。そんなある日、エリックは日課で通う公営プールで中年男性ばかりのシンクロチームと出会い、ひょんなことからメンバー入りする事になる—— 。

フランス産では鬱病、職なしという主人公設定だったけど、こちらは病歴なし、職あり。会計士設定は本作のオリジナルで、数字に強いという特性がシンクロチームへのアドバイスに生かされている。

40〜50代のだらしない身体のおっさんばかりというのは、英仏共に同じだけど、こちらは1人20代のトーマス・ターグーズなる俳優さんが混じっていて、童顔のルックスも相まって可愛らしい。コソ泥というキャラ設定も面白くて、窃盗癖があるから何かと警察に追われている。一言も喋らないサイレント・ボブなんてキャラも。喋らないから余計に気になるっ!

ミラノ大会に出場する際のウェア一式をスーパーで大量万引きしようとするエピソードとか、プールにウ◯コが浮いている事件とか、何かと笑える。

フランス産では、女性鬼コーチがかなり際立っていたけど、こちらは控えめ。トムハの奥様シャーロット・ライリーが黒縁メガネ姿がキュート。

ミラノ大会でイギリス代表として参戦する事になったおじさん達。ヒースロー空港でスローモーションで歩く面々がカッコいい。

どちらが好きでも、それはその人の感性。

これは是非英仏どちらも鑑賞して比較してみるのがおススメ。



「シンク・オア・スイム」のレビューで、僕のダイエットについて触れたので、経過報告を。

4ヶ月と3日で、マイナス7.8kg。
1週間前から16時間断食も取り入れてみた。8時間は何を食べても良くて、16時間は水、お茶、コーヒー以外は飲み食いしないというもの。

元々朝食は抜くタイプなので、すんなり始められて、13時に昼食、21時までに夕食を済ませるというスタイル。週末のお酒も必然的に減らさないといけなくなるけど、ダラダラ飲むのが体重増の原因でもあったので、これは期待出来そう。