こういう作品を見るとスケボーカルチャーに興味が湧き、やりたくなってくる。一応ボードは持ってるけど、予想以上に難しいのよね。あと、絶対怪我して仕事に支障きたす。
『KIDS』『ロード・オブ・ドッグタウン』『mid90s』。どのスケボー映画も何か問題を抱えた子が主人公というパターンが多い。社会に対するカウンターカルチャーがそこにあるからだろう。
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ドキュメンタリータッチで、リアルで等身大の若者が映し出される。ドラマチックに描くのではなく淡々と写し出される世界。初々しく生々しいからこそ、ちょっとしたことに感情が揺さぶられる。
主人公の腕の傷や産毛がよりリアルを感じさせていた。きれいに整ったものではなく、ありのままの姿。
このての映画は必ずと言っていいほど酒やドラッグが絡んでくる。そういう子らが集まってくるからだろう。何者にも縛られたくないという願望、自由求める子供達。
まだ成長途中、始まったばかりのストーリーだからこその終わり方が印象的。
彼ら彼女らがこれからどうなるのかわからないが、キラキラした記憶、大切な物としてこの経験が頭の中に残り続けるのだろう。
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音楽もカッコよく、映画を盛り上げてくれていた。そして様々なカルチャー、人種が混じり合ったアメリカの風景がかっこいい。
当たり前のものとしてそこにスケボーカルチャーが存在する姿が羨ましい...。ドラマもあるみたいなので見てみたい。彼女たちはどうなっていくのだろうか。