のりまき

バード・ボックスののりまきのレビュー・感想・評価

バード・ボックス(2018年製作の映画)
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スサンネ・ビアとは思わなかった。言われてみれば子供・・・。

『クワイエットプレイス』が面白かったのだな・・・という作品。
正直サンドラ姉さんは歳が行き過ぎていてミスキャストでは?彼女である必要性は感じなかった。
マルコビッチも同じく。さすがの存在感ではありましたが。
あと、人種構成の練り込みが甘くて、トムをアフロアメリカンにするなら、子供とオリンピアもそうでも良かったかな・・・とか。そんなことばかり考えてしまった。
なぜならば「話が弱い」から。
見ると伝染るの理由が曖昧な上、想像力を掻き立てられる部分がない。『クワイエットプレイス』が面白かったのは、全てがすごくわかりやすい隠喩になっていたからだが、こちらにはそれがない。そしてあのオチ。浅い。
『ゾンビ』に似すぎているのも問題。スーパーマーケットで買い出しは既にテンプレだが、キャラまで被っているとどうしても比較してしまう。
40年前の作品と比べて向こうの方が面白いのは作品としてどうなんだろ?

結論「ロメロは偉大」
のりまき

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