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バード・ボックスのyumikoのネタバレレビュー・内容・結末

バード・ボックス(2018年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

「それ」を観た人間は自殺をしてしまう。という現象が、ある日突然世界を襲うお話。

幼い子供2人に「絶対に目隠しを取ってはいけない」と厳しく諭すマロリー(サンドラ・ブロック)。目隠しをしたまま、ボートに2人を乗せ、厳しい旅に出る。

時はマロリーがまだ妊婦だった頃に遡る。
ニュースで世界の集団自殺が報道されているさなか、マロリーは検診を受けに病院へ行くが、その帰り道、マロリー達の街でも同じ現象が…

かろうじて数人と民家に逃げ込むことができたマロリーは、どうなってしまうのか?

「それ」の正体が最後までわからないのが良いですね。襲ってくるのはわかる。かぜがびゅーっと吹くの。怖い!!(バードボックスバルセロナをみて、風じゃないなって思った)途中、絵を広げるシーンがありますが、結構抽象的だった気が…

車のガラスを全部塗ったり紙を貼ったりしてスーパーに行くシーンはドキドキ!接近アラートとナビで進むの。何かふんでるのが、嫌だったなー。

中には「それ」を見ても大丈夫な人も…心に闇を抱える人々…=悪人みたいな描き方はどうかなとは思った。

そしてどうして、マロリーが舟の旅に出たかだんだんわかってきます。

ラスト、森の中!怖かったー。
私は見てるのに見えてなかったら!って想像して、めちゃくちゃドキドキしました。
それでも大人は見なきゃ良いんだけど、子供よ!子供は我慢できないって。
だって!幻聴のように死者が見るように誘う…でも、マロリーの愛が勝ちますね。

行き着いた場所が、とっても納得がいくし、題名と繋がるんですね。拍手ー。

サンドラ・ブロックのこういうキャラ、本当にピッタリ。素晴らしかった!!
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