私はノルウェーのオリジナルを観ていないので、特に内容を知らずに観に行った。いつものリアム・ニーソンが1人で大活躍する復讐話かと思うとそうでもなくて、出てくるキャラクターの数と背景が深く、なんとなく軽いタッチの犯罪映画になっている。話にリズムがあり、雪だるま式のたたみ掛けも楽しめる。「おそらくこんな映画だろうな」と予想するものを裏切るタッチなので、そこがこの映画の強みだと思う。麻薬組織の親玉キャラがとても良かった。すごく嫌な奴でさ。
オリジナルと同じ監督さんらしいので、たぶんタッチは同じなんだろう。